関西屈指のリゾート地として知られる和歌山県・南紀白浜。真っ白な砂浜と透明度の高い海、歴史ある温泉、そして愛らしいパンダに会えるアドベンチャーワールドなど、家族で楽しめる要素がぎゅっと詰まっている。2泊3日で巡る旅では、大人も子どもも笑顔になる“癒しと冒険”が待っている。
【1日目:海と温泉のリゾート気分を満喫】
南紀白浜へは、大阪から車で約2時間半、またはJR特急くろしお号で約2時間半と、アクセスも良好。到着後は、まず白良浜(しららはま)へ。真っ白な砂とエメラルドブルーの海が織りなす風景は、まるで南国のよう。波打ち際を歩いたり、貝殻を探したりと、季節を問わず子どもたちが自由に楽しめる場所だ。
宿泊は、海を一望できる温泉宿やファミリー向けのリゾートホテルが充実。白浜温泉は日本三古湯の一つで、肌にやさしい湯が特徴。宿の大浴場や貸切風呂で旅の疲れを癒せば、初日から心も体もほぐれていく。
【2日目:アドベンチャーワールドでパンダに会う】
白浜といえば、やはり「アドベンチャーワールド」。全国屈指のパンダ飼育施設として知られており、ジャイアントパンダの赤ちゃんから成獣まで、間近で見られる貴重なスポット。愛らしい仕草や寝姿は、大人もついカメラを向けたくなるほど。
園内にはサファリゾーン、マリンライブ、遊園地エリアもあり、一日中いても飽きない構成になっている。トラムやカートで動物を間近に見るサファリ体験は、子どもたちにとって特別な冒険の時間となるだろう。ベビーカーの貸出や授乳室など、子連れに優しい設備が整っているのも安心ポイントだ。
夕方は、白浜の夕日スポット「円月島」へ。水平線に沈む夕日が岩の穴を通り抜ける瞬間は、旅の記憶に残る絶景。家族で並んで眺めるその時間は、あわただしい日常を忘れさせてくれる。
【3日目:地元の味覚と絶景で締めくくり】
最終日は、地元の朝市や直売所で南紀の恵みを楽しむのも一興。新鮮な海産物や梅干し、みかんなどの特産品が並び、お土産選びも楽しい時間に。白浜の山側には「千畳敷」や「三段壁」など、自然の力を感じる景勝地もあり、ドライブを兼ねて訪れるのもおすすめ。
帰路につく前には、足湯スポットや日帰り温泉施設で旅の締めくくり。最後まで温泉に癒されることで、体も心も軽やかに帰路へと向かえる。