2025/05/23
日本のマンションは“メンテナンスの質”がまったく違います

不動産の価値は「買ったとき」ではなく、「持ち続けたとき」「売るとき」に本質が見えてきます。

そして、その価値を決定づける最も重要な要素のひとつが——**“メンテナンスの質”**です。

日本のマンションは、世界でも稀に見るレベルで「管理・清掃・修繕・点検」が徹底されており、

富裕層の間ではそれが**“安心して長期保有できる理由”**となっています。

◆ なぜ“メンテナンスの質”が価値に直結するのか?

どんなに美しい新築マンションも、10年、20年と経てば劣化します。

しかし、日本では築20年・30年を超えても資産価値が落ちない物件が多数存在します。

それは、“管理のレベルが非常に高い”からこそ可能な現象なのです。

具体的には:

  • 共用部(廊下、ロビー、エレベーター)の清掃が毎日実施
  • 外壁、配管、屋上などの定期点検と大規模修繕が計画的に実行
  • ゴミ置場や駐輪場まで美しく整えられている
  • 照明や防災設備など、細部まで常に正常に稼働

これらの積み重ねが、“中古でも魅力的に見える物件”を生み出しているのです。

◆ 修繕積立金の“見える化”が信頼を支える

日本では、マンション購入時に「長期修繕計画書」と「修繕積立金の残高報告書」が提示されます。

これにより、以下のことが明確になります:

  • 今後30年で、どこをどう修繕していくか
  • 現在の積立残高がいくらあるか
  • 修繕に対して資金が足りているかどうか

このように**「未来のメンテナンスが見える状態」になっている**ことで、

投資家や家族が安心して保有できる不動産となっているのです。

◆ 管理会社の品質が全体を底上げする

多くの日本のマンションでは、プロの管理会社が以下の業務を日々担っています:

  • 会計管理(支出報告の開示)
  • 建物管理(不具合の即時対応)
  • 住民対応(苦情、連絡、トラブルの調整)
  • 清掃・警備・定期点検の外注管理

そのため、**所有者が日本にいなくても「いつ見に行っても美しい物件が保たれている」**状態を維持できます。

◆ 海外との違い:タイや香港では…

  • タワー型でも管理が不安定(清掃や対応の質にムラがある)
  • 修繕積立金の不足や計画未整備なケースがある
  • 管理人が常駐せず、共用部が荒れていることも
  • エレベーターや共有設備の故障が放置されがち

このような状態では、**“投資した不動産が時間とともに価値を下げる”**リスクが大きくなります。

◆ 実際の購入者の声

「築15年とは思えないほど共用部がきれいで驚いた。

新築時よりむしろ“整っている感じ”があって、安心して購入を決断できた。」

— タイ人投資家/麻布十番の中古物件購入

「購入後に日本を訪れず2年経ったが、管理会社が報告と写真を毎月送ってくれている。

まったく不安がない。」

— 香港在住ファミリー

◆ まとめ:“管理がすべて”を体現している国、日本

家は住めば住むほど劣化していくもの——

その常識を覆してくれるのが、日本のマンションです。

管理、修繕、清掃、点検。

すべてにおいて質が高く、“時間が経っても誇れる資産”に育っていく。

それこそが、富裕層が日本不動産を“安心して持てる理由”なのです。