2025/06/09
格安なのに快適?LCCで行く日本旅行の裏ワザまとめ

「日本に行きたいけど、航空券が高くて…」
そんな声に応えるのが、近年ますます注目を集めているLCC(Low-Cost Carrier/格安航空会社)。東アジア・東南アジア・オセアニア地域からの路線も豊富で、「驚くほど安い」のに「想像以上に快適」と話題です。

でも、“安さ”の裏には“制限”も。
ではどうすれば、LCCを使っても快適な日本旅行ができるのでしょうか?
ここでは、実際にLCCを活用して日本を訪れた旅行者たちの声を元に、**「快適性を落とさず、費用を抑えるための裏ワザ」**をまとめました。


① オンライン予約は“公式サイト+火曜or水曜”が狙い目

多くのLCCは公式サイトでの予約が最安。しかも火曜〜水曜の午前中に運賃が更新されるケースが多く、このタイミングでチェックするだけで数千円~数万円の差が出ることも。
さらに日本行きLCCでは、ピーチ(Peach)、ZIPAIR、エアアジアX、ジェットスターなどが主力。日本の祝日・連休前後は早めの予約が鉄則です。


② 座席は「非常口横」または「前方通路側」を指定せよ

LCCの大半は座席の間隔が狭く設計されていますが、非常口席(Exit Row)は足元が広く、エコノミーでも快適度が段違い。ただし、非常口席は身体的に制限がある方や英語が話せないと選べないこともあるので要注意。

また、トイレに立ちやすい通路側や、乗り降りがスムーズな前方の席を選ぶのもポイント。少しの追加料金(1000~2000円)で快適度は大幅アップします。


③ 荷物ルールを理解して「追加料金ゼロ作戦」

LCCの落とし穴は預け荷物と手荷物の制限。ZIPAIRやピーチでは、機内持ち込み手荷物は7〜10kgまで、**預け荷物は有料(3000〜6000円/片道)**というのが一般的。
そのため、軽量スーツケース+圧縮袋+ウェアの着込み術で荷物を最小化するのがコツ。特に冬の日本に行く場合は、アウターやスカーフを「着て乗る」ことで重量調整を。

また、現地のドラッグストアやユニクロで必要なものを調達する前提で荷物を減らすのも賢い選択です。


④ 食事とエンタメは“セルフ持ち込み”でOK

多くのLCCでは機内食やエンタメがありません。でも安心を。おにぎりやパン、ボトル水(セキュリティ後購入)などを持参すれば、出費ゼロで空腹を回避できます。
また、スマホやタブレットにNetflixやAmazon Primeで映画をダウンロードしておけば、フライト中も退屈知らず。ノイズキャンセリングイヤホンがあるとより快適です。


⑤ 朝着・深夜発フライトを活用して「宿泊代を浮かせる」

LCCのフライトは、朝早く出て夜遅く着く便が多いのも特徴。これを逆手に取り、早朝到着便+空港で朝食+午前中から観光開始という流れにすれば、1泊分の宿代を節約できます。

また、帰りは深夜発を選べば、最終日も夜までショッピングや観光を満喫できるため、実質的に1日多く日本を楽しめる裏ワザでもあります。


⑥ どのLCCが“安いだけじゃない”のか?人気LCCミニランキング

ランキング 航空会社 特徴
第1位 ZIPAIR(日本) フルフラット席ありの“LCCの革命児”、無料Wi-Fiも完備
第2位 ピーチ・アビエーション(日本) 関西・沖縄に強く、就航地豊富で清潔・高評価
第3位 エアアジアX(マレーシア) クアラルンプール発、機材が大きく長距離でも安定
第4位 ジェットスター(オーストラリア) 成田便多く、セールが豊富、英語対応も安心
第5位 タイ・ライオンエア 東南アジア中心に穴場路線が狙い目、コスパ抜群

まとめ:「賢く使えば、LCCは“快適旅行の味方”になる」

LCC=不便、というイメージはもはや過去のもの。
ちょっとした工夫や準備で、ビジネスクラスには手が届かなくても、ストレスなく快適に日本旅行が楽しめる時代です。
安く、賢く、上手に。そしてその分、現地での体験にもっと投資を。

次の日本旅行は、“LCCでスマートに贅沢”してみませんか?