日本人の礼儀正しさ、でも距離感も心地よい

日本人の礼儀正しさ、でも距離感も心地よい

日本を旅していて最も印象的だったことのひとつが、人との関わり方だった。丁寧で親切、だけど必要以上に踏み込んでこない。そうした接し方に最初は少し戸惑いもあったが、気づけばその“ちょうどいい距離感”が心地よく感じられるようになっていた。...
新幹線で駅弁を食べると、旅の質が一段階上がる

新幹線で駅弁を食べると、旅の質が一段階上がる

日本を旅するなら、一度は体験したいのが「新幹線で駅弁を食べる」時間。移動手段としての新幹線はもちろん快適なのだが、車内でゆっくりと駅弁を広げるその行為こそが、旅の一部として忘れがたい記憶をつくってくれる。目的地に向かう途中で、すでに“旅を味わっている”という実感が芽生える。新幹線と駅弁は、移動と食が美しく交差する、日本ならではの旅の文化である。...
カメラいらず!どこを撮っても絵になる風景だらけ

カメラいらず!どこを撮っても絵になる風景だらけ

日本を旅していて何度も感じたのは、「ここ、絵みたいだな」という驚きだった。山や川、町並み、神社、路地裏まで、ただ歩いているだけで視界に入ってくる風景が、そのままポストカードになりそうなほど美しい。まるで自然や街が「写真を撮って」と語りかけてくるような場所が、あちらこちらに存在していた。...
スマホを落としたのに…なんと戻ってきた!?

スマホを落としたのに…なんと戻ってきた!?

旅行中に最も避けたいトラブルのひとつが「落とし物」。それがスマートフォンだったら、なおさらだ。写真、連絡先、旅のスケジュール、地図アプリ――すべてが詰まっている。海外でスマホを紛失するという最悪の状況に、私は実際に日本で遭遇した。だが、その結末は驚きと感動に満ちていた。...
店員さん、買い物ごとに90度お辞儀!?サービス精神に感動

店員さん、買い物ごとに90度お辞儀!?サービス精神に感動

日本を訪れてまず驚かされたことのひとつが、お店での接客だった。レジでの会計のたびに、まっすぐに体を折って深々とお辞儀をする店員さん。手渡しで商品を受け取る際の両手、ていねいな声のトーン、静かで無駄のない動き。その一連の所作に、ただ商品を買っただけなのに、まるで特別な客になったような気持ちにさせられた。...
日本の電車、静かすぎてカルチャーショック受けた

日本の電車、静かすぎてカルチャーショック受けた

初めて日本の電車に乗ったとき、最初に感じたのは「静けさ」だった。走行音こそあるものの、車内には会話や音楽、通話の声がほとんどない。混雑していてもざわめきがない空間に、思わず「これが本当に公共交通機関なのか」と疑ってしまったほどだった。 朝の通勤時間帯、東京の地下鉄に乗った。満員にもかかわらず、人々はスマートフォンを操作したり、本を読んだり、静かに目を閉じたりしている。誰も声を上げず、笑い声も聞こえない。中にはイヤホンすら使わずに、ただじっと外を眺めている人もいた。車内放送とドアの開閉音だけが響く空間は、まるで図書館のようだった。...